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5月 04, 2023 06:00am
分かれ道
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エイリアスというテレビ番組には、主人公のシドニー・ブリスト―が諜報機関の機関員です。機密な組織で誰も知らない設定です。しかし、彼女は婚約者に仕事の真実を教えたら、その後彼が殺されたとお風呂で発見してしまいました。ショックを受けて、彼女は機関と縁を切ることにするけれど、すぐに暗殺されそうになりました。その時、同じ機関の一員のお父さんに救われて、彼女が初めて機関の本当の存在を知りました。
機関はシドニーが思っていた通りではありませんでした。
シドニーはその機関で要るもの全てができると思ったから機関に入っていました。機関員になることで役割を手に入れました。でも真実を知った時、機関を破壊させる計画を立てました。
「ところで、弟子の一人イスカリオテのユダは、イエスを売り渡そうと祭司長たちのところにでかけました。ユダが来意を告げると、祭司長たちは喜び、謝礼を払うことを約束しました。それ以来ユダは、イエスを引き渡すチャンスをねらうようになりました。」(マルコの福音書14章10~11節)
ヨハネの福音書には、マリヤが香水の瓶を割ってイエス様の頭に注ぐ話も書いてあります。そのところを見ていた人の中に文句を言いだした者はユダだともヨハネが書きました。
ユダはイエス様の弟子で会計係でした。全員の生活に必要なお金の管理をしていました。実は自分の利益になるだろうという思いでこの組に入りました。イエス様の追従者がたくさん居て、祭司長のようにお金持ちと強大になるはずだと思っていました。
しかし、マリヤがイエス様に注いだ香水はほとんど1年分の給料くらいの価値でした。ユダにとって、あまりに勿体ない行動です。イエス様はマリヤが正しいとユダに応えました。
この組はユダが思っていたと違いました。お金と力が欲しい彼には、この組だと手に入れられないとその瞬間で気が付きました。ローマ帝国を破壊して世界の王になる先駆けにはイエス様はならないとわかりました。その注ぐ行動が埋葬のためだとイエス様が言ってまでしました。「私が死にます」だと。ユダの計画と真逆でした。
それで、イエス様を始末する新しい計画を立てました。
これでユダが分かれ道にたどり着きました。避けられない決断がありました。どんな損失になってもイエス様についていくことか、イエス様と縁を切って自分の努力でお金持ちになること、どちらか選ばなくてはいけませんでした。
私たちもいつかその分かれ道にたどり着きます。イエス様のことを初めて知って、その事実に触れます。神様の罪なき一人子、この世界にいらっしゃって私たちの罪を許すために殺されました。十字架にかかって、3日間埋葬されて、なんと復活して死に勝ちました!
今も私たちにこの事実が目の前にあって、私も決断しなければなりません。その損失を把握して、夢も計画も捨ててまでしてイエス様を信じるか、拒否して真逆の道に行くか、どちらにしますか。
神様から自由に決める権利を頂いています。神様を愛させられることはないが、神様と一緒に歩む選択肢もあります。あなたはどちらにしますか。